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秋雨

秋雨はどこか耳を傾けたくなる

夏の雨とは違いこの時期にふる雨は

夜中にシトシトと虫の鳴き声と一緒になって

なにかとてもとても大切なものをどこかに置いてきてしまったような

哀愁を感じる

ただそれでも窓の外を見つめて

雨の音といくつかの街灯のあかりと車の音に耳を傾ける

あゝ、これで今年の夏も終わりか

daily, love, 哲学, 未分類

愛するということ

愛するということ

それは

ひとりの夜が堪らなく寂しいということ

ひとりで食べるご飯が味気ないこと

ひとりでいることがもどかしく、落ち着かないこと

ひとりでいると何もやる気が起きないこと

 

だから一緒にいると温もりを感じるし

ご飯も美味しいし、嬉しくて逆にそわそわしちゃうし

なんでもしてあげたくなっちゃう

 

愛するもの同士の中には彼らの世界があり

他の誰もそれを侵すことはできない

 

そして一度愛を知ってしまったらもう知る前には戻れない

 

ただ心の感ずるままに愛す

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好きって難しい

好きってなんだろう?

そんなことをふと思った

好きの定義ってなんなのだろうか

定義を求めるのもおかしいのかもしれない

…果たしてこの問いに答えはあるのだろうか

 

異性に対しての好き

友達に対しての好き

犬が好き

車が好き

写真が好き

映画が好き

スポーツが好き

好き、好き、好き

 

それじゃあ逆に何が嫌いなのだろうか

好きじゃないもの?

じゃあ好きじゃないものって?

それは嫌いなものなのだろうか

それもあると思う

でも

好きでも嫌いでもないもの

きっとこれもあると思う

でもどうでもいいってことでもない

それは何かしらの感情を私たちに投げかけていて

うまく言葉にできなかったものであると思う

 

そんな輪郭のぼやけたはっきりとしないものが

ぐるぐると頭の中をかけめぐる

だけど答えは出ない

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氷が溶けたとき

氷が溶ける

ウイスキーをロックで飲んでいると

ゆっくりと時間をかけ

カランと音を立てる

たまにグラスを回しながら氷が解けていく様は

私たちの心も溶かしていく

 

氷の溶けたウイスキーは飲みやすく

スッと喉に流れ込んでくる

 

だから生きる中でも氷があればいのに

と思う

そうすれば無駄に争ったりしないで済むのに

 

そんな私は氷を探している最中である

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ふとした時

ふとした時いろいろなことが頭をよぎる

なんでこんなこと思ったんだろうという本当にくだらないことから

これからの人生を決するような重要なことまで

 

不思議なのは酔っていても重要なことがふと出てくるところである

どうしたものか

せっかく気持ちよくお酒を飲んでいるのに台無しである

でも、そこが脳の素晴らしいところと言ってしまえばそれまでなのだが・・・

 

それでは私たちはこのふとした時にどう向き合うべきなのだろうか

そのまま忘れ去ってしまうのか

それとも考えつくすのがよいのか

 

多分、きっと、どちらも正解だと思う

だって人生は考えないといけないことで山積みなはずだ

でも、そんな一つ一つに構っている暇はない

ましてやお酒を飲んでいる時に浮かんできたことまで

だから

忘れるもあり

考えるもありでいいと思う

だけど

このふとした時間を持つということは大事なのではないだろうか

一呼吸置いて

ゆったりした時間を持ち

忘れることに耽る

考えることにに耽る

それはきっとどっちに転んでも選択肢を広げることになると思う

だからみなさんにはどうかふとした時間を大切にして欲しい

決して無駄にはならないから

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眠れぬ夜に

きっと誰にでも眠れぬ夜はあると思う

眠れぬというより眠りたくないという方が正しいかもしれない

何かやり残したことがあるわけでもないのに

そんな日はどうしたものか

そんな夜の処方箋はあるのだろうか

 

眠れない夜は何かやり残したことがあるからだと人々はいう

本当にそうだろうか

それも少しはあるかもしれない

でもそんなこと言ったら私たちはやり残したことばかりだろう

いつかの告白もキスもセックスも

はたまた子供の頃の夢だって

語り始めたらきりがないほどに

 

だから眠れぬ夜には他のわけがあると思う

 

他のわけは私にはわからないけど

そう信じる

 

だからやり残したことよりもこれからに目を向けよう

その方が素敵だと思う

 

だから眠れぬ夜には明日への希望を胸に響かせよう

寝るのもよし起きてるのもよし

 

ただ明日への準備は怠らずに

 

そして今夜はおやすみ